おしらせ
2020年3月6日より、『こども六法』の電子版の配信を開始します
2020.03.06
『こども六法』BUSINESS INSIDER JAPANにて紹介されました
2019.12.16
『こども六法』「わたしとしんぶん」にて紹介されました
2019.12.12
2019.12.05
2019.12.05
2019.11.26
プロジェクトメンバーメッセージ
著者 山崎聡一郎
原案 法律の翻訳 コラムの執筆を担当
法律はみんなのためのルールなのに、みんなが読めるように書かれていません。本書はそんな法律を誰でも読める形にしようと試みたものです。
法律を知らない大人はその面白さに気づき、子どもたちは法を支える理念を楽しく学べるように工夫を凝らしました。この本をきっかけに子どもの未来が一層豊かで、安全で、快適なものとなることを祈り、一方で大人にとっても子どもを取り巻く法的な課題がどのように解決されていくべきなのかを議論する契機となって頂ければ、筆者としましては産みの苦しみを味わった甲斐があったというものです。

山崎 聡一郎(ヤマサキ ソウイチロウ)教育研究者、写真家、俳優。合同会社Art&Arts代表。慶應義塾大学SFC研究所所員。慶應義塾大学総合政策学部卒業、一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。修士(社会学)。2013年より「法教育といじめ問題解決」をテーマに研究活動と情報発信を行う。劇団四季「ノートルダムの鐘」に出演するなど、ミュージカル俳優としての顔も持つ。

小川 凜一(オガワ リンイチ)
プランナー、教育企画者。
LUCK株式会社 (旧Creative Capital) 代表
https://www.luck-inc.com/
クリエイティブでアイディアを形にすることを目的に、子どもたちの活動サポート、児童書や教材の執筆、社会活動の支援や町おこしの企画・支援を行う。
法律と聞くと、どんな印象がありますか?僕は難しいもの、一部の人のものだと感じていました。しかし、著者山崎が学生時代に書いた、法律をわかりやすく直した文章を見て、法律の意外な面白さに驚きました。同時に、「眠らせておくのはもったいない」とも感じました。いじめや虐待などの問題が頻発する今、子どもが自分で身を守る手助けになると思ったからです。
そこで、クラウドファウンディングで支援を集め、こども六法を出版するプロジェクトを計画。皆様の支援のおかげで、無事出版の運びとなりました。
支援・応援してくださった皆様、制作に関わった全ての皆様に感謝を申し上げるとともに、この本が誰かの力になることを心から祈っています。
デザイナー 砂田智香
書籍アートディレクション、表紙・本文のデザイン、イラスト原画を担当
今回の"法律を子どもに伝える"という難解な課題を解決するために、特にブックデザインはとても重要なポジションにあると考えました。ただ手に取りやすい表紙や本文をデザインするということだけではなく、難解だからこそ、子どもたちの学びの深度からページの構成を考えたり、読んでいく視線の動線を考慮したレイアウトにする必要がありました。
この本が子どもたちにとって少しでも分かりやすく、学びを深め、親しみを持ってもらえたら幸いです。また、子どもたちにとって、大人になってからも勇気や力になるような本となっていたら、これほど嬉しいことはございません。ありがとうございました。

砂田 智香(スナダ チカ)
アートディレクター、デザイナー。
LUCK株式会社
https://www.luck-inc.com/
2021年4月、LUCK株式会社を設立。小川凜一と共に、子どもたちの学びをクリエイティブの観点から支援することを目的に活動。書籍や教材のアートディレクション、デザインを中心とした制作を行う。

外山千尋(トヤマ チヒロ)
株式会社 弘文堂
編集 外山千尋
子ども向けの法律書という企画にご縁をいただき、繰り返し訳文を検討する作業を通して、法律の一言一句が重要な意味を持つことを改めて実感しました。条文を子どもでもわかる言葉に置き換えるという作業は、とてつもない困難と同時に法律の奥深さを知る楽しさをもたらしてくれました。
編集者の務めは、できるだけ教科書的ではなく、しかも各法律の正確なニュアンスを伝えることで、子どもはもちろん大人にも法律の面白さを知っていただく本にすることです。ご期待ください!